人生は必ずしもどちらか一方を選択しないといけないわけではない！

人生は必ずしもどちらか一方を

選択しないといけないわけではない

私たちは、自分に問題が起きたとき

“白”か“黒”かをハッキリさせようとします。

それが「良いか悪いか」

「正しいか間違っているか」

「正義か悪か」など

どちらか一方にハッキリさせたいという思考が

働くことがあります。

 よく恋人同士の会話で

彼女が「仕事と私どっちが大事なのよ！」

という質問をぶつけていることがあります。

それに対して彼氏が言う台詞は、

「どっちも大事だよ」です。

この会話で彼女が言っていることは、

「仕事（白）か私（黒）かどっちかに選びなさいよ！」です。

でも、仕事は生きていくには大事なことですし、

大好きな彼女も彼氏にとっては大事です。

どっちもこれから生きていくうえで、

とても大切なもので、なくてはならないものです。

「仕事も彼女もとる」

これが一番幸せな考え方です。

どちらか一方を選ぶなど出来ません。

この会話から分かるように、

生きていれば、どちらか一方をとることが

難しい場合があります。

でも、この彼女のように全てのことに

「白か黒か選ばなきゃ！」と思っていると、

自分が不幸でも、白か黒かどちらか一方を選んでしまいます。

ゆえに、相手にも白か黒かどっちを選ぶのかを

強制してしまいます。

実は、「白か黒かを選ばないといけない。」

と思っていると、視野が狭くなり他の選択肢が

見えなくなるのです。

「白か黒かを選ばない」方法だってあります。

そして、「白か黒かを選ばない」方法が時には

一番良い選択肢だったりするのです。

これは、将来のことを考えるときに応用できます。

学生であれば、“将来何になるか”を

真剣に考えなければならないでしょう。

先生に「あなたは何になるの？」「どの道に進むの？」

と聞かれることが多いのではないでしょうか。

まだ学生で狭い世界しか見ていないのに、

何になりたいかを決めなきゃいけない。

先生や親に”将来どうするか”を聞かれるたびに、

何になりたいか、今答えを出さないといけない。

でも、そんなとき、

これになる！って決めなくて良いんです。

将来何になるかを今決めなくても良いんです。

わからないなら、

色んなことを体験しながら、

少しずつ考えていけば良いんです。

わからないなら、色んな世界を見てから、

将来のことを決めたって良いんです。

将来何になるか、決めるか・決めないか

白か黒かで考えなくてもいいです。

「もっとあとになってから答えを出す」

これが答えでもいいんです。

そんな風に柔軟に考えていけば、

もっと人生楽に楽しく暮らしていけます。

人生は必ずしもどちらか一方を選択しないと

いけないわけではありません！