色んなことを知ることで悩みは解決できる!

悩んでいることがあるのだけれど、私はどうしたらいい?,人間関係がうまくいかない,生きていても楽しくない,など人それぞれ悩みがあると思います。色々な考え方、世界を知ることで悩み解決の糸口が見つかるかもしれません。悩みを抱えている人に様々な解決方法をお伝えします!

過去に執着するか、過去を手放すかどちらが幸せ?

過去に辛い経験をしていれば、引きずってしまうことは仕方ない。

苦しい毎日を送ってきたなら、

すぐに過去を忘れろと言われても無理な話だろう。

 

過去を引きずるな。とは言わない。

過去を忘れろ。とは言わない。

 

ただ、毎日毎日気が付けば昔のことを思い出し、

辛い気持ちになっているなら、少し視点を変えてみてはどうだろうか。

 

過去を手放す

 

昔のことを思い出し、

あの頃は、こうだった。辛かった。大変だった。

私は、こんなに苦労してきた。

 

小さい頃、

私は、嫌われる人だった。

私は、自信がなくて、人と会話することが苦手だった。

私は、人前で話すことが苦手だった。

そんな過去の辛い話や昔の自分のマイナスな部分を考えていると、

過去の自分にとらわれる。

 

過去の自分にとらわれると、「今の自分もそうだ」と思い込んでしまう。

例えば、

「昔、私は人と会話することが苦手だったから、今もそうだ。」

「昔、私は、嫌われる人だったから、今も周りから嫌われる人だ。」

そんな誤った情報を信じ込んでしまう。

 

確かにあなたは昔、人と会話することが苦手だったかもしれない。

しかし、あなたは、成長し、色んなことを学び、

昔よりもたくさんの知識と知恵を持っている。

 

はるかに、昔と今の自分は変わっており、

色んなことが昔よりも上手くできるようになっている。

 

ならば、あなたはもう人と会話することが苦手じゃないかもしれない。

その可能性は、十分ある。

 

過去の自分の記憶にとらわれているなら、

今の自分はどうなのか問いかけてみるべきである。

そして、これから、どうしたいのかを考えてみるべきである。

 

そうやって考え、今の自分がどうしたいか、

これからをどうやって生きたいかを考えることが出来れば、

過去を手放すことが出来る。

 

過去を手放すことは、過去を忘れることではない。

過去を忘れる必要はないが、過去にとらわれてはいけない。

 

過去は、ただ記憶でしかない。

そして、記憶は、自分が思っているよりもかなり曖昧で、

時間が経つごとに自分の都合のいいように書き換えられる。

記憶は、自分が思っているよりも間違っていることが多い。

 

そんな記憶を大事にするより、確かな今を生きるほうがいい。

 

過去失敗したからといって、これからも失敗するわけではない。

 

過去にとらわれていると、挑戦することも避けてしまう。

昔は失敗したかもしれないけど、今は分からない。

大事なのは、曖昧な記憶の中で生きるのではなく、

今を生きることである。

 

過去を手放すことは、しんどいかもしれないが、

ずっと過去にとらわれて、幸せになれないほうがしんどい。

それなら、過去を手放し、今とこれからの未来を

幸せに生きることだけを考えたほうが、幸せになれる。

 

過去に執着するか、過去を手放すか、

どちらか自分の幸せかをじっくり考えてみてください。