飲み会が苦手な人へ
飲み会が苦手じゃなくなる方法
最近は、会社の飲み会で上司や先輩が皆、
1杯目にビールを頼むのに対して
新入社員が周りの空気を読まずに、
ひとりカクテルを頼む。などの
飲み会での新入社員の態度にビックリする人も少なくありません。
今の若い人達は、相手よりも自分の食べたいもの、
自分の飲みたいものを優先させる傾向があるように私は感じます。
私自身もそうでしたから。
皆にあわせると言うよりも、
自分が何を食べたいか、何を飲みたいかを優先させる。
それが、今の時代の若い人たちの考え方でもあり、
その考え方が間違っているとも思いません。
しかし、私は最近、複数で食事に行く場合、
なるべくみんなと同じものを食べて、飲むようにしています。
私はお酒が飲めないので、お酒を飲む場面ではやはり
ノンアルコールのカクテルやジュースになりますが、
食べ物などは同じものを選ぶようにしています。
それは、何も自分の意志を無視して、
無理に相手に合わせているわけではありません。
なぜ、わざわざ相手と同じものを頼むようにしているか。
それは、同じものを食べ、飲みことによって
同じ時間をより共有でき、
共感し、相手の気持ちに寄り添うことができるからです。
私は、以前、何でも自分中心に動いていました。
皆で一緒に外食をすれば、自分の食べたいものを食べ、
相手に何かお願い事をされてもめんどくさいからと動かない。
(←頼みごとなどの件は、親戚など、身内に多かったですが・・・)
自分のメリットだけを優先させ、
行きたくない飲み会には参加しない。
あまり気が進まない集まりにも出ない。
相手に合わせず、自分がしたいことを常に優先する。
そうやって、何でも自分のしたいことばかりを優先させているうちに、
私の人とのつながりはとても薄いものになっていきました。
しかし、結婚をしてあまり気分が乗らない日でも
集まりに参加して、同じ時間を共有し、
同じ食べ物を食べているうちに、
なんとも言えない気持ちになりました。
普段感じたことがないぐらい満ち足りた気持ちになれたんです。
同じ食べ物を食べているうちに、
相手と同じような感情や時間を共有していることに、
心から湧き上がる喜びを感じました。
そして、今私は、今まで感じたことがないくらい
人とのつながりを強く感じています。
人とつながっているという感覚を持つことは、
自分を幸せにするためにとても重要な要素のひとつです。
自分の気持ちを大事にすることも、もちろん必要です。
しかし、それと同じくらい
人とコミュニケーションをするときに、
相手の気持ちに寄り添うことも大事です。
相手と同じ食べ物を食べると言うことは、
そのときだけでも相手の気持ちに寄り添うことができます。
相手と同じ気持ちを共有することもできます。
でも、会社なり親戚なりその場に溶け込めず
困っているのであれば、
その場の雰囲気、相手の気持ち、考え方を知るためにも
同じものを飲み、食べる時間を共有してみると
今まで想像も出来なかった気付きや、感情を体験できるかもしれません。
一度やってみても良いと思います。
何回か回数を重ねていくと自分の中に何か変化を
見つけることができるかもしれませんね。
今回も記事を読んでいただきありがとうございました。