友達に嫌われている気がするのは、自分に原因があった?!
友達に嫌われている気がする
友達と仲良くなれない。
友達に嫌われている気がする。
学生時代は、私も友達のことで
頭を抱えていた時期があります。
友達と仲良くしたいのに、仲良くなれない。
私は友達のことが好きなのに、嫌われている気がする。
どうして友達に嫌われている気がするのか。
どうしたら友達と仲良くなれるのか。
この2つのことについてお話していきたいと思います。
①どうして友達に嫌われている気がするのか。
それは、自分が友達のことを嫌いだからです。
えっ?っと思いますよね。
自分が友達のことが嫌いなわけがないと思うでしょう。
言っている意味が分からないと思います。
実は、心理学で言うところの「投影」、
つまり、本当は私が友達のことを嫌いなのに、
友達が私のことを嫌っていると思ってしまうことです。
例えば、
鏡は、自分を映しているものです。
しかし、鏡を見て初めて自分の表情に気付いたことや
自分の顔にホコリやゴミなどが付いていることに
気付くことがあります。
鏡なしでは自分の姿を見ることができませんので、
そういうこともあると思います。
本当は、私が友達のことを嫌っているのに
友達が私を嫌いなんだと思う状況というのは、
鏡に写っている自分の顔にゴミがついている姿を見て、
鏡の自分だけがゴミが付いている状況だと勘違いし、
鏡を一生懸命ごしごし拭いているようなものです。
しかし、どうして私が友達のことを嫌いなのに
友達が私のことを嫌いなんだと
ややこし~いことを思ってしまうのか。
そのことにも理由があります。
人間には、自分が受け入れることが出来ない感情を
認めたくないとき、その感情を意識しないようにと
くさいものには蓋をするという感じに
その感情を隠してしまうのです。
つまり、友達のことを嫌いと思ってはいけない、
せっかく友達になれたのに、
そんな感情を抱いてはいけないと思い
その感情を隠してしまいます。
しかし、隠したところでその友達と顔を合わせれば
その感情も出てきます。
そこで、「投影」が出てくる。
つまり、鏡をごしごし拭いているような状況が出てくるのです。
②どうしたら友達と仲良くなれるのか。
ずばり!自分から友達を好きになることです!
さっき、
本当は私が友達のことを嫌いなのに、
友達が私のことを嫌っていると思ってしまう
と鏡を例に「投影」の説明をしました。
実は、友達のことを好きになろうとする前に、
自分は友達のことが好きではないと
自覚することが大事なのです!
自分が友達のことを好きではない!と
自覚しないと、
無理に友達のことを
好きになろうとしたところで
なれるわけがありません。
なので、自分は友達のことがあまり好きではないかもしれない
と自覚し、自分で“そうなんだ”と認めてしまいましょう。
自分の感情を認めると、
好きではないけれど、仲良くなりたいという
純粋な気持ちが出てくると思います。
その純粋な気持ちが出てくると
きっと友達のこともだんだん
好きになれるでしょう。
最後に
今説明したことは、どんな場合にも当てはまるものではありません。
別の原因があることもあります。
あくまで可能性があるというところで、とどめて置きましょう。
大事なことは、友達関係において
「自分に気持ちに正直であること」と「自分がどうしたいか」です。