古い記憶と無意識の関係とは!!
今週のお題「一番古い記憶」
古い記憶と関係がある無意識
なんだか面白そうなお題だったので、
今日は「一番古い記憶」に関連付けて
心理学の話も盛り込みながら話をしたいと思います。
皆さんが一番古いと感じる記憶は何歳頃でしょうか。
人間は一般的に3歳以前の記憶は、覚えていないという統計が
出ているので、皆さんも大体そのぐらいではないでしょうか。
私の一番古い記憶も3歳ぐらいだったかなと記憶しております。
3歳以前の記憶は、きっと思い出そうとしても
思い出せないでしょう。
しかし、
実は思い出せないだけで3歳以前の記憶を
覚えているかもしれないのです!!
どういうことかというと、
人間には、意識(自分で自覚できる部分)だけでなく、
無意識(自分でも自覚できない部分)があるということを発見しました。
意識と無意識については、フロイトだけでなく
様々な学者が色んな学説を説いています。
そして私たちが意識しているよりも、
自覚できない無意識のほうがはるかに大きく、
無意識には過去の記憶が全て貯蔵されているとも
言われています。
私たちは意識できないだけで、
今までの記憶を全て覚えているのです!
この考え方で気付くこと
~普段の日常で使ってみよう~
だからって、意識出来なければそんなことを知ったって
意味ないんじゃないの?
と思うのも仕方ないでしょう。
しかし、この考え方を元にして
こう考えてみることが可能になります。
私たちは、日常で過ごしていて嫌なことや
理不尽なこと、腹立つこと
色んな心が乱れる出来事があるでしょう。
毎日過ごしているのが辛いこともたくさんあります。
そんなときに、こう考えてみてはいかがでしょう。
意識と無意識があるように、
私たちには意識できない部分がたくさんあります。
意識できている部分があなたの全てではありません。
自分が意識できていない部分もあなたなのです。
要するに、何でも
目に見えていることが全てではないんです。
家族と仲が悪い、親とうまくいかない、
親に嫌われている、そう感じていても
今無事に元気に生きているのであれば、
あなたの目に映っていないところで、
たくさんの愛情を与えてくれているのです!
今は、愛情を与えてくれてない。
大切にしてくれてない、と思っていても
あなたがこの世に生まれてきたこの事実が
あなたが親に愛情をもらっていた証拠です。
そんな風に、自分の
“今、目に見えているものが全てではない”
と思うと、視野が広がるのではないでしょうか。
視野を広げることで見えてくることは
たくさんあり、それが悩みを解決してくれることもあります。
~こばなし~
まれに、1歳の頃の記憶を覚えていると言う方がいらっしゃいます。
私もそういう方にお会いしたことがあり、
そのときの記憶を聞かせてもらったのですが、
それはあまり良い記憶とは
いえない小さな子供にしては強烈な記憶でした。
1歳の頃の強烈な記憶を覚えている、
そのことに何か意味があるのかもしれませんね。
今回も長々と記事を読んでいただきありがとうございました。