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作家・又吉直樹の「火花」で大事なことを教えてもらえた!

作家・又吉直樹の火花を読んだ感想

 

※少し小説の内容のことまで書いているところがあります。

火花

火花

 

 

芸人でもあり作家の又吉直樹先生の本「火花」を読みました。

芥川賞を受賞し、今時の人となっている又吉直樹さん。

私も又吉直樹さんのようにかなりの本好きで、

今までに色んなジャンルの本をたくさん読んできましたが、

この「火花」は今まで読んだ中で1位を争うぐらいの面白さでした。

 

久しぶりに心が震える小説を読みました。

物語に深みがあって、感動するところも笑えるところもありました。

そして、この物語を読んで気付いたこともありました。

 

「火花」を読んで気付いたこと

 

気付いたことと言うのは、

人に何かを伝えるとき、ストレートに言うことが逆に

相手に伝えたいことを伝わりにくくする場合があるということ。

 

 少し私自身の話をさせてください。

 

私は普段、人と話をするとき、

言葉をオブラートに包まず、

何でもストレートに思ったままのことを言っていました。

 

正直で良いところだなと自分では思っていたのですが、

人を傷つけてしまうことがたくさんありました。

 

しかし、人を傷つけてもなお、そのストレートな物言いを

直さなかったのには、理由がありました。

 

というのも、人に何かを伝える場合、

一番伝わる良い方は、オブラートに言葉を包まずに

ストレートに言うことだと思っていたからです。

 

人を傷つけているのに、

それでも頑固に信念を曲げなかった私ですが、

この「火花」を読んで考えを改めようと思いました。

 

そのことを特に思った場面が、主人公の徳永が

思ったことと逆のことを全力で言って

相手に自分の思いを伝えるという漫才をやっているところ。

その場面を読んだとき、

思っていることと逆のことを言っているのに、

その主人公の伝えたいことが本当にしみじみと心に染みてくる感じがしました。

 

そのときに、ストレートに言うことだけが、

人にもっとも伝わる伝え方ではないんだな

と気付きました。

 

そして、私は、

人に何かを伝えるとき、

ストレートに言うことが逆に

相手に伝えたいことを伝わりにくくする場合があるということを

改めて実感したのです。

 

大事なことを教えてくれたこの「火花」と又吉直樹さんに

感謝をしたいです!

1回だけでなく、2回、3回と何回も読み込んでいきたいと思っています。

 

 

今回も記事を読んでいただきありがとうございました。