色んなことを知ることで悩みは解決できる!

悩んでいることがあるのだけれど、私はどうしたらいい?,人間関係がうまくいかない,生きていても楽しくない,など人それぞれ悩みがあると思います。色々な考え方、世界を知ることで悩み解決の糸口が見つかるかもしれません。悩みを抱えている人に様々な解決方法をお伝えします!

“考える”ことについて

自分の頭で考えることがいかに大事か 

 

最近、思うことがある。

他人の意見で参考に出来ることがあれば、参考にするのは良いと思う。

しかし、それをそのまま受け入れてしまうのは、怖いことだと思う。

その考え方が、自分にとって良いのかを精査せずに

自分の考え方として定着させてしまうことは、とても怖いことだと思う。

 

 

私は、自己啓発の本とか心理学の本が好きなのだけれど、 

そういった自分以外の人が考えた考え方を 

自分にとって、“その考え方が自分に合っているか”

を考えずに、受け入れてしまうことがある。

 

 

私は、自分の考え方が基本的に他人よりちょっと馬鹿なのだと思って生きている。

 

 

それゆえ、他人の考え方をすぐに何でも受け入れてしまう。

 

 

自分以外の人の考え方は、

自分が思いもよらないような素晴らしい考え方ばかりだ。 

自分が一生かかっても思いつかないような、とても素晴らしい考え方だ。

 

 

他人の意見・考え方を何でも受け入れてしまうことは、

自分にとって長所なのだけれど、 

その私の長所が、いかに大事なものを疎かにしていたのか

つい最近まで気付いていなかった。

 

 

その大事なものとは、自分で考える力である。

 

私は、何か悩みがあると、自分で考え抜いて答えを出さず

自己啓発の本や心理学の本を読んで答えを見つける。

まるで『ウォーリーをさがせ!』をやっているときみたいに。

 

 

私は、本を読むことで自分の悩みとちゃんと向き合っていると

思い込んでいた。

しかし、その行動は、悩みを解決するために読んでいたのではなく、

私が自分の頭で考えることがめんどくさくて嫌だから、

考えることから逃げていた行動だったのだと思う。

 

 

自分の頭で考えることから逃げていると

どういうことが起きてしまうのか、2つお話したいと思う。

 

 

1つ目は、

他人の考えたものを自分のものとして

取り入れたとしても、

(ラッキー、この考え方良いじゃん!これで悩みが解決できる!っという感じに)

たとえそれで悩みが解決したとしても、

解決したつもりになっていて本質的な解決にならず、

また同じことで悩みを抱えてしまう。

解決したつもりになっている、ということが起こる。

 

2つ目は、

自分の考え方がなくなってしまう。

そして、自分の考え方がないということに気付けなくなってしまう。

 

どういうことか説明しよう。

自分の意見を発表する場面で、

あなたは、きっと人並みには意見を言うことができるだろう。

しかし、こういうことを言われたことはないだろうか?

又は、感じたことがないだろうか?

 

“どっかで聞いたことがあるような意見・考え方”

“皆そういうよね”

“当たり障りのない意見”

 

私は、自分の考えに深みがなく、

どっかで聞いた事があるような

意見しか言うことが出来ない人間なんだなぁと思っていた。

そして、それは私がつまらない平凡な人間だから

当たり障りのない、皆が言えるような事しか言えないのだと思っていた。

 

 

違うのだ。私がつまらない人間だからじゃない。

平凡で平均的な人間だから、

どっかで聞いたことのあるような意見しか言えないのではない。

自分の頭で真剣に何かについて考えたことが

なかったからだ。

 

このように、自分の頭で考えることから逃げていると

少なくとも、あまり喜べない2つのことが起きてしまう。

そして、最も重要な人間としての魅力、深みがなくなってしまう。

 

要は、ぺらっぺらの人間になってしまう危険性があるのだ。

ゆえに、私は今ぺらっぺらな人間なのだ。

これからは、何か問題や悩みが出てきたときには、

自分の頭でしっかりと考えたいと思う。

 

それが自分と向き合うことなのだと信じて。