悩みの対処法
誰でも悩みはあり、人それぞれ様々な悩みを抱えているでしょう。
皆さんは、悩みに対してどのように向き合っていますか?
人それぞれ悩みを持っていても、対処の仕方や
“悩み”をどう捉えているのかも人それぞれ違ってきます。
ずっと悩みを抱え、なかなか解決できない人。
同じことばかりぐるぐると考えているだけで
どうしたらいいのか分からないとお手上げ状態の人。
そんな人に共通することは、
原因ばかりを考えていることではないでしょうか?
「お盆の時期、親戚との集まりに行きたくない。
集まりが嫌い。どうして私は、集まりが嫌いなのだろう?」
「人前で話すことが苦手。すぐに緊張をしてしまう。
どうして人前で話すことが苦手なのだろう。なんで緊張をしてしまうのだろう。」
などと、原因ばかりを考えているから
なかなか悩みが解決しないのだと思います。
原因を見つけることは、むずかしいし
原因が見つかったとしてもそれが治るかどうかはわかりません。
また、原因を見つけたとしても
自分を責めるばかりで問題の解決にならないことも多くあります。
悩みを抱えたときにすることは、原因を考えるのではなく
「自分はどうしたいのか。どうなりたいのか」
を具体的に考えていくことが大事です。
「自分はどうしたいのか、どうなりたいのか」を考えることで
そのためには何をしたらいいのかという具体的な行動までを
考えることができます。
具体的な行動に移すことができれば、
問題は時間がかかっても確実に解決の方向に進んでいきます。
なので、なにか悩みを持っていて
その問題を解決したいと強く願っているなら
「自分はどうしたいのか。どうなりたいのか」を
自分に問いかけてみてください。
すぐに答えはでなくとも、「自分はどうしたいのだろう」と
考えていれば、いずれは「自分がどうしたいのか
どうなりたいのか」が分かってくるはずです。